NATとNAPTを混在するのはやめような [LT駆動開発 13]
「LT駆動開発 10 - LTではじめる2015」に行ってきました。
LT駆動開発というのは参加者がそれぞれLT(ライトニングトーク)をして参加者自身が学ぼうという勉強会らしいです。
今回僕は「NATとNAPTを混在するのはやめような」というタイトルで発表しました。
NAPTは1つのグローバルIPを複数端末で共有することができるためIPv4でのグローバルIPの枯渇対策やセキュリティ向上にも活用されました。
IPv6でNAT/NAPT(1:1)が無いという話をよく耳にしますがこれは間違いであり、セキュリティ向上を目的としたFWという立ち位置でIPv6が普及しても微妙に仕組みは変化しながらも残ると思われます。(IPv6がどのくらいのペースで普及するかは分かりませんが)
極論かもしれませんが将来的にグローバルネットワークにアクセスする電子機器は更に増大することが考えられます。その課程でIPv4での1:多NAPTだと接続可能台数を超えてしまい帯域は余っているのにそれぞれの端末がマッピングテーブルが空くのを待つという状況が発生する可能性もあります。
LT駆動開発はほぼ毎月開催予定ですが、ネタ系から技術系まで幅広いジャンルを受け入れてくれる雰囲気なので興味があれば参加してみてください。